やがて血となり肉となる |
第二弾。 今日は日本橋にある洋食の老舗、たいめいけんに行ってきました。 会社の後輩、Mちゃんがオムライス好きで、 「一度たいめいけんのオムライスが食べてみたいんです!」とのこと。 私たちも食べたことがなかったので、ツアーを組んで来てみました。 お店は、まだ真新しいコレド日本橋の横を入ってすぐのところにありました。 昔懐かしい洋食屋さんという店構え。ウェイトレスさんの制服もおそらく昔のままのレトロなスタイルでいい感じ。 お客さんは家族連れからサラリーマン、お年寄りまでさまざま。 ちなみに一階と二階で営業形態が違うらしく、一階は大衆的な洋食屋さん、二階は高級レストランらしい。迷わず一階を選択。 Mちゃんによると、 チキンライスにオムレツをのせて、オムレツを切り開いてご飯にかぶせて食べる(下の写真参照)、というスタイルを最初に始めたのが、このたいめいけんなんだとか。ほー。 みんなでその「タンポポ風オムライス」(1850円)を頼む。 あと、ボルシチ(50円)も頼みました。 これは食事を頼んだ人のみのサービスメニュー。コールスローも50円。すばらしい! さあ、くだんのオムライスの登場。 注文すると、このように、チキンライスの上にオムレツが乗った状態でやってきます。 切るのがもったいないくらい、きれいに仕上がったオムレツ。 このオムレツを、スプーンで横一文字にざくざくと切り開く。 中はとろとろの半熟状態になってます。 これを広げてご飯にかぶせるのです(つまり、オムレツの内側だった部分が表面にくる)。広げるとちょうどご飯をぴったり覆う大きさになっている。すべて計算されつくされている。完璧。 これがかぶせた状態。 もうね、半熟加減が絶妙ですよ!とろっとろ。なんでこんな絶妙な状態にできるのか。 ああ、写真で写しきれてないのが悔しい。 食べる。 うまい!!!!!どうしよう、うまいよ! とろとろのオムレツとチキンライスが!そのハーモニーが!すごいよ! 別添えのケチャップも、甘すぎずすっきりした酸味があって、トマトの味がちゃんとする。 あと、今回びっくりしたのが、チキンライス。 「まー、早い話が単にケチャップご飯でしょ」って思ってたんですよ、今までは。 ちがう。 ケチャップにありがちな、変な甘ったるさやくどさが全くない。 でもとっても甘みがあって、クリーミーでさえある。なんだろう、何使ってるんだろう? 玉ネギもマッシュルームも、単なる具でなく、ちゃんと味のアクセントとして活躍している。 これだけ単品で食べても、十分ごちそう。 自分史上、最高のチキンライスでした。 自分の中のチキンライスの概念が崩れる。 どうしたんだ、今週は。既成概念崩れまくりだぞ。 でも考えてみればすごいことです。 大人になったらどんどん概念って固まっていくもんで、 それが崩れることってなかなかないわけで(『北の国から』風に)。 食べ物にしろなんにしろ、新たなものと出会うというのは幸せなことですな。 よーし、こうなったらどんどん概念壊したれ! 1日1個、は無理にしても、1週間に1個…ひと月に1個は壊していくぞ!
by michiruh1
| 2005-04-01 00:55
| 食べ歩き
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